CCS Technical Workshop 2010

開催案内

■■■■■　ワークショップは終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。　■■■■■

　CO2回収・貯留（Carbon Capture and Storage：CCS）は、持続的な経済発展を維持しつつ地球温暖化対策の切り札の1つとして大きな期待を集め、先進国を中心に2020年以降の本格的普及に向けて動いています。我が国においてもCCSプロジェクトは調査事業から実証事業への移行段階にありますが、CCSの実用化、商業化に向けて、安全性、法規制、環境影響などの評価を実施し、一般社会に広く受け入れられなければなりません。
　本ワークショップでは、「社会合意へ向けた安全性評価」をテーマに国内外の専門家に講演していただき、地球環境問題とエネルギー政策に対するCCSの役割やCCS推進に向けた現状と課題について考えていきただくことができました。

ワークショップ概要

日時：	2012年　1月18日（水）　10:30 ～17:35 　(9:45 受付開始）
会場：	ベルサール汐留　２Fホール http://www.bellesalle.co.jp/bs_shiodome/access.html （東京都中央区銀座8-21-1　住友不動産汐留浜離宮ビル）
主催：	財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)
共催：	経済産業省
後援：	独立行政法人　産業技術総合研究所財団法人　電力中央研究所 Global CCS Institute IEA Greenhouse Gas R&D Programme 一般社団法人　エネルギー資源学会日本CCS調査株式会社
参加費：	無料
言語：	日本語・英語（同時通訳あり）
定員：	３５０名

プログラム

（モデレーター）東京大学大学院工学系研究科　エネルギー・資源フロンティアセンター　　　　　　　　　　センター長　教授　佐藤光三
9:45	受付開始
10：30	開会挨拶 RITE　理事長　茅　陽一
10:35	共催者挨拶経済産業省　産業技術環境局地球環境連携・技術室　室長　秦　茂則
10：40	特別講演１持続可能なエネルギーシステムにおけるCCSの役割 Role of CCS in Sustainable Energy Future RITE　理事・研究所長　山地　憲治
11：15	特別講演２ CCSの実用化と商業化に対する課題 Challenges for practical use and commercialization of CCS John Gale　General Manager, IEAGHG （英国）
12：00	昼休憩
13：00	講演１ CO2地中貯留：　「実用化に向けて」－サイト選定の課題、そのリスクと不確実性 Geological storage of CO2: “Practicalities” - issues, risks and uncertainties associated with site selection John Bradshaw　 CEO, CO2 Geological Storage Solutions (CGSS)　（豪州）
14：00	講演２地中貯留プロジェクトにおけるモニタリング性能 Monitoring Performance of Geological Storage Projects Sally Benson　GCEP Director, Stanford University　（米国）
15:00	コーヒーブレイク
15：20	講演３ CCSにおける微小振動観測技術開発 Microseismic Monitoring at the CCS fields RITE　CO2貯留研究グループ　副主席研究員　薛自求
16：20	講演４ CCS実施を成功に導くステークホルダーの参画：考察と教訓 Stakeholder engagement for successful CCS deployment: Considerations and lessons learned Peta Ashworth Leader of Science into Society Group(SISG), CSIRO　（豪州）
17：20	総括東京大学大学院工学系研究科エネルギー・資源フロンティアセンター・センター長　教授　佐藤光三
17：30	閉会挨拶 RITE　専務理事　本庄孝志
17：45	意見交換会