イベント情報
CCSテクニカルワークショップ2010 ~CO2挙動モニタリング技術~(2010年12月9日開催)開催結果
二酸化炭素回収・貯留(CCS)の実証試験や商業規模プロジェクトが、世界各国で計画・実施されています。わが国においては、日本CCS調査株式会社による調査結果をもとに、大規模実証試験サイトの選定を進めており、RITEでは長岡プロジェクトの成果をもとに、CCS安全性評価技術の研究開発に取り組んでいます。
今回のCCSテクニカルワークショップでは、「CO2挙動モニタリング技術」に焦点をあて、枯渇ガス田、海域および陸域帯水層へのCO2圧入における最新のモニタリング技術開発について、国内外の専門家に講演を依頼し、CO2挙動モニタリング技術について広く関係の皆様方と議論することができました。
今回のCCSテクニカルワークショップでは、「CO2挙動モニタリング技術」に焦点をあて、枯渇ガス田、海域および陸域帯水層へのCO2圧入における最新のモニタリング技術開発について、国内外の専門家に講演を依頼し、CO2挙動モニタリング技術について広く関係の皆様方と議論することができました。
開催概要
- 日 時
- 2010年12月9日(木) 10:30~17:45
- 会 場
- ホテルグランヴィア京都 3階 源氏の間(京都市下京区烏丸通塩少路下ル)
- 主 催
- 財団法人地球環境産業技術研究機構
- 後 援
- 経済産業省、独立行政法人産業技術総合研究所、財団法人電力中央研究所、社団法人エネルギー・資源学会、日本CCS調査株式会社
プログラム
クリックすると講演パワーポイント資料(PDF)をご覧いただけます(一部調整中)。
なお、無断転載は固くお断りいたします。
10:30 | 開会挨拶 RITE 専務理事 本庄 孝志 |
10:40 | 基調講演 CCSにおけるCO2挙動モニタリング技術の最新動向と今後の課題 Summary of Current Regional Carbon Sequestration Partnership Activities, USA Bureau of Economic Geology, The University of Texas, Research Associate Tip Meckel(米国) |
11:45 | 地震波探査データに基づくCO2貯留量評価技術の開発 Quantifying CO2 Mass in Subsurface from Seismic Data RITE CO2貯留研究グループ 副主席研究員 薛 自求 |
12:15 | 休憩 |
13:10 | 我が国におけるCCS実証実験の現状と課題 Japan is moving forward to large-scale CCS demonstrations 日本CCS調査株式会社 技術企画部長 阿部 正憲 |
13:45 | OtwayプロジェクトにおけるCO2挙動観測技術について Otway Basin Project Stage I: results of seismic monitoring Department of Exploration Geophysics, Curtin University of Technology, Professor Milovan Urosevic(豪州) |
14:40 | SleipnerプロジェクトにおけるCO2挙動解析技術について Fourteen years’ experience of monitoring CO2 injection in the Utsira Sand at Sleipner, offshore Norway Netherlands Institute of Applied Geoscience TNO, Geophysicist Rob Arts(オランダ) |
15:55 | コーヒーブレイク |
16:15 | 海域におけるCO2挙動観測・解析技術の挑戦 ~OBC(常設Ocean Bottom Cable方式) Toward Offshore CCS Seismic Monitoring -Development of Permanent OBC System- 株式会社地球科学総合研究所 研究開発部長 高橋 明久 |
16:50 | <特別講演> インドネシアにおけるCCS関連政策について ENERGY POLICIES, GEOPHYSICAL CHALLENGES AND 4D MICROGRAVITY DEVELOPMENT FOR RESERVOIR MONITORING DURING EOR (Water and CO2 Injection) IN INDONESIA Geophysicist, Vice President of Institut Teknologi Bandung (ITB) for Research and Innovation Wawan Gunawan A. Kadir.(インドネシア) |
17:30 | 総括 京都大学大学院 工学研究科 教授 松岡 俊文 |
17:45 | 閉会挨拶 RITE CO2貯留研究グループ・グループリーダー・主席研究員 村井 重夫 |
17:50 | ポスターセッション |
18:15 | 意見交換会 |