産業連携活動・国際交流事業
研究開発成果の早期実現促進のために、研究成果や保有する技術シーズを広く公開し、産業界との連携および共同プロジェクト化を図る活動を推進しています。
また、国際的な地球温暖化防止技術の構築を目指して、海外の研究機関等との研究交流や連携強化も図っています。
産業連携活動
民間企業等との共同研究や委託研究を積極的に実施し、研究成果の早期実用化を推進しています。
- CO2分離回収・有効利用技術の開発
- ・化学吸収液の開発
- 日本製鉄株式会社との連携
- ・二酸化炭素分離膜の開発
- 住友化学株式会社と次世代型膜モジュール技術研究組合で研究を推進
- 三菱化工機株式会社との連携(水素製造装置からのCO2回収)
- ・固体吸収材の開発
- 川﨑重工業株式会社との連携(石炭火力排ガスからのCO2回収)
- 三菱重工業株式会社との連携(大気中からのCO2回収)
- 千代田化工建設株式会社と株式会社JERAとの連携(天然ガス火力排ガスからのCO2回収)
- ・CO2有効利用技術の開発
- JFEスチール株式会社と連携
- ・化学研究グループに産業化戦略協議会を設置
- 企業会員とともに、産業化に向けた多彩な取り組みを展開
- 化学研究グループのサイトへ
- CO2地中貯留の技術開発
- ・伊藤忠商事株式会社、伊藤忠石油開発株式会社、応用地質株式会社、石油資源開発株式会社、
- 大成建設株式会社、株式会社地球科学総合研究所、電源開発株式会社、三菱ガス化学株式会社、
- 株式会社INPEX、JX石油開発株式会社の民間10社および
- 国立研究開発法人産業技術総合研究所と二酸化炭素地中貯留技術研究組合を構成し研究を推進
- CO2貯留研究グループのサイトへ
- 二酸化炭素地中貯留技術研究組合のサイトへ
- バイオものづくり技術の開発
- ・グリーンケミカルズ*の事業化
- RITEが住友ベークライト株式会社と共同で設立したグリーンケミカルズ株式会社で、
- 芳香族化合物などのグリーンケミカルズの事業化を推進
- ・RITE Bioprocess*の事業化
- RITE発のベンチャー企業であるGreen Earth Institute株式会社で、
- 国内外パートナー企業等との研究開発を推進
- *グリーンケミカルズはグリーンケミカルズ(株)の、RITE BioprocessはRITEの登録商標です。
- バイオ研究グループのサイトへ
国際交流事業
海外の研究機関との連携を図り、国際的な地球温暖化防止技術の構築に向けての取り組みを行っています。
- 地球温暖化対策技術の分析・評価に関する国際連携事業(ALPS IV)
- ・国際応用システム分析研究所(IIASA)
- ・国際エネルギー機関(IEA)
- ・米国 未来資源研究所(RFF)
- 技術革新によるエネルギー需要変化に関するモデル比較国際連携事業(EDITS)
- ・国際応用システム分析研究所(IIASA)
- ・米国 ローレンス・バークレー国立研究所(LBNL)
- ・タイ アジア工科大学(AIT)
- ・スタンフォード大学 他
- 日米CCS協力
- 日米両政府間で締結されたCCSに関するMOCに基づく国際協力
- ・ノースダコタ大学 エネルギー・環境研究センター(EERC)
- ノースダコタのCO2貯留サイトでの光ファイバーを利用したモニタリングの共同実施
- ・ローレンス・バークレー国立研究所(LBNL)
- 光ファイバーを利用したモニタリング技術開発の共同実施
- ・イリノイ州地質調査所(ISGS)
- イリノイ州の大規模実証サイトにおける地化学モニタリングに関する情報交換
- 豪州連邦科学産業研究機構(CSIRO)、豪州温室効果ガス技術・共同研究センター(CO2CRC)
- 断層安定性や健全性の監視技術開発の共同実施
- ノルウェー地盤工学研究所(NGI)
- 光ファイバーによる地層変位測定およびジオメカニクス解析に関する情報交換
- CCSのISO化(ISO/TC265専門委員会)
- 国内審議団体として国内におけるISO標準化活動の推進とISO/TC265における国際標準化活動への参加
- 国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)に関する政府支援
- 第7次評価報告書の作成に関する、情報収集・分析・報告・助言
- International Test Center Network(ITCN)
- CO2分離回収技術に関する情報交換、共同研究を見据えた交流