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平成17年2月16日に京都議定書が発効し、わが国においても第1約束期間(2008年〜2012年)に基準年(1990年)比で6%の温室効果ガス排出削減の目標達成が求められています。しかしながら、平成17年度のCO2の温室効果排出量は基準年比で8.1%増加の13億6,400万トン(環境省「2005年度の温室効果ガス排出量速報値」)であり、目標達成は厳しい状況となっています。したがって、目標達成には更なる地球温暖化対策技術が必要とされています。
地球温暖化対策技術とは、大規模実施により大気中CO2濃度の上昇を抑制する技術であり、化石消費量削減(省エネルギー、新エネルギー)や植林による吸収源拡大のほか、CCS (Carbon Dioxide Capture and Storage、CO2分離回収・貯留)技術があります。
CCS技術の一つとして、火力発電所等の大規模排出源から分離回収した大量のCO2を地下深部塩水層(以下、帯水層と表記)に貯留するCO2地中貯留技術が世界各国で実用化されつつあります。この技術には、石油掘削技術や、天然ガスの地下貯蔵や石油増進回収(EOR)などで蓄積された技術を応用できるので、最も実用的で即効性の高い技術として期待されています。
ここでは、RITEが経済産業省からの補助金を受けて実施しているCO2地中貯留プロジェクトを紹介します。
更新履歴
2010.3.16
2008.10.10
2008.10.10
2007.10.9
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お知らせに「CCSワークショップTokyo 2007」の情報を掲載 |
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2007.7.2
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