万博
2025年日本国際博覧会「RITEネガティブエミッション実証プラント」の起工式を開催
公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)は2025年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)会場のRITEネガティブエミッション実証プラント建設予定地において、4月11日(木)に起工式を執り行いました。
- 1.起工式概要
工事着工に先立ち、大阪・夢洲の建設予定地にて、RITEネガティブエミッション実証プラントの起工式を4月11日(木)に執り行いました。
起工式には、来賓として2025年日本国際博覧会協会の河本企画局長他関係者をお招きし、設計・建設等の主要パートナーである株式会社乃村工藝社、前田建設工業株式会社、三菱重工パワー環境ソリューション株式会社、三菱重工交通・建設エンジニアリング株式会社、前田道路株式会社、名古屋大学、九州大学、及びRITEの関係者が参列し、安全で円滑な工事の進行と完遂を祈願いたしました。
2024年4月15日より着工し、2024年12月の竣工を予定しています。
【建築概要】
名称 | RITEネガティブエミッション実証プラント |
施主 | 公益財団法人地球環境産業技術研究機構 |
設計 | 株式会社乃村工藝社 |
施工 |
前田建設工業株式会社 |
工事場所 | 大阪市此花区夢洲中 カーボンリサイクルファクトリー |
工期 | 2024年4月15日~2024年12月31日(予定) |
敷地面積 | 約1200㎡ |
- 2.RITEネガティブエミッション実証プラント
RITEは地球温暖化の最大原因とされる二酸化炭素を分離回収して地中に貯留するCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)技術や、大気中の二酸化炭素を直接回収するDAC(Direct Air Capture)の研究開発に取り組んでいます(*)。
RITEネガティブエミッション実証プラントでは、DAC実証装置を設置し、カーボンニュートラル、更にそれを超えて過去のストックベースでの二酸化炭素を削減する最新のネガティブエミッション技術をご紹介します。
また、ガイダンススペースでの映像や、CCS技術やアスファルト舗装材料へのCO2鉱物固定技術(前田道路㈱)などの展示も行い、環境技術を分かりやすく楽しみながら学んでいただける施設を目指します。
(*)DACの研究開発はムーンショット型研究開発制度にもとづき、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として実施しています。
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外観イメージ | DAC(Direct Air Capture)イメージ |
- 3.問い合せ先
公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)
2025年大阪・関西万博準備室
TEL:0774-75-2301 E-mail: expo2025@rite.or.jp