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開催結果

革新的CO2膜分離技術シンポジウム ~温暖化防止に貢献する膜分離技術の最新動向~(2014年2月5日開催)開催結果

 2014年2月5日、次世代型膜モジュール技術研究組合(MGM技術研究組合)主催、経済産業省共催の表記シンポジウムが開催されました。
 本シンポジウムは今回で3回目を迎えますが、基調講演として、RITE茅理事長より、IPCCの最新動向を踏まえ、長期のCO2排出抑制の鍵となるCCS・膜分離技術の重要性について講演しました。続けて広島大学都留教授より、膜技術基調講演として、各国の膜分離技術の開発動向をご紹介頂きました。続いて伊勢主管からは、膜関係の国際会議等に参加して収集した最新情報を報告しました。さらに甲斐技術部長からは、MGM技術研究組合が開発しているCO2分子ゲート膜ならびに膜モジュールの最新の開発状況について報告しました。最後に、特別講演として、宇都宮大学伊藤教授より、水素分離膜・膜反応器などの動向を解説頂き、盛況のうちに終了しました。
 各講演を通じて、CO2分離に関心を持たれる方々に最新情報をお伝えすることができ、活発に質疑応答がなされるなど、MGM技術研究組合の研究活動と、CO2膜分離技術の動向について理解を深めて頂くことができました。
 ご来場頂きました各位、シンポジウム開催にご協力賜りました各位に、改めて御礼申し上げます。

 ※本ページはMGM技術研究組合の組合員を代表してRITEウェブサイトに掲載いたします。
 ※次世代型膜モジュール技術研究組合では、IGCC(石炭ガス化複合発電)等で発生するガスから、低コストかつ効率的に二酸化炭素を分離する膜の開発を経済産業省の委託を受けて進めています。

開催概要

日 時
2014年2月5日(水) 13:00~17:00
会 場
第一ホテル東京 5階 ラ・ローズ(東京都港区新橋1-2-6)
主 催
次世代型膜モジュール技術研究組合
共 催
経済産業省
後 援
日本CCS調査株式会社、Global CCS Institute、公益社団法人新化学技術推進協会
協 賛
日本膜学会、公益社団法人化学工学会
参加者数
126名

プログラム

※敬称略

13:00 ~ 13:05 開会
 
13:05 ~ 13:10 主催者挨拶   技術研究組合 理事長  時任 康雄
 
13:10 ~ 13:15 共催者挨拶   経済産業省地球環境連携・技術室 室長  永澤 剛
 
13:15 ~ 13:55

講演1 基調講演 「地球温暖化への対応」

(公財)地球環境産業技術研究機構 理事長  茅 陽一

   
13:55 ~ 14:35

講演1 膜技術基調講演 「膜分離技術の現状と将来展望:拡大する応用分野」

広島大学 教授  都留 稔了

   
14:35 ~ 14:55 休憩
   
14:55 ~ 15:20

講演3 「膜技術の海外調査報告」

技術研究組合倉 主管  伊勢 智一

   
15:20 ~ 16:10

講演4 「次世代型膜モジュール技術の進捗について」

技術研究組合 技術部長  甲斐 照彦

   
16:10 ~ 16:50

講演5 特別講演 「先端的低炭素化技術開発における膜および膜反応器について」

宇都宮大学 教授  伊藤 直次

   
16:50 ~ 16:55 閉会挨拶   技術研究組合 専務理事  中尾 真一
   
16:55 ~ 17:00 閉会 

 

その他; 膜モジュール ポスター等の展示も実施

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