イベント情報
CCSテクニカルワークショップ2015 -CCSの現状と世界の先進的プロジェクトの紹介-(2015年10月9日開催)開催結果
当機構は2015年10月9日(金)、「CCSの現状と世界の先進的プロジェクトの紹介」をテーマとするテクニカルワークショップを経済産業省との共催により開催し、企業、大学、研究機関、省庁などから296名と多数のご参加をいただきました。
佐藤光三東京大学大学院教授をモデレーターとして、先進的なCCS実証プロジェクトの現状に詳しい3名の海外の専門家を招聘しご講演いただくと共に、当機構からも安全性評価技術開発に関する最新の成果を報告し、活発な議論を行いました。
講演後、モデレーターの佐藤光三教授による総括が行われ、CCSは、世界において国別、セクター別で様々な議論がなされており、温暖化に対する意識の違いが存在するが、2℃上昇が世界中にもたらすリスクを、CCS導入により削減できることを多くの人々に伝えて、CCSを推進していくことが重要であると、本ワークショップが締め括られました。
ご来場いただきました各位、ワークショップ開催にご協力賜りました関係各位に、改めて御礼申し上げます。
開催概要
- 日 時
- 2015年10月9日(金) 10:30~17:00
- 会 場
- ホテルグランドパレス 2階 ダイヤモンドルーム(東京千代田区飯田橋1-1-1)
- 主 催
- 公益財団法人地球環境産業技術研究機構
- 共 催
- 経済産業省
- 参加者数
- 296名
プログラム
※講演資料の無断転載は固くお断りいたします。
※本資料の内容を公表する場合は、事前に当機構CO2貯留研究グループの許可を受けてください。
(敬称略)
モデレーター: 東京大学大学院工学研究科 エネルギー・資源フロンティアセンター 教授 佐藤 光三
10:30-10:35 | 開会挨拶 | (公財)地球環境産業技術研究機構 理事長 茅 陽一 |
10:35-10:40 | 共催者挨拶 | 経済産業省 産業技術環境局 地球環境連携室長 永澤 剛 |
10:40-10:45 | 趣旨説明 | 東京大学大学院 教授 佐藤 光三 |
10:45-11:45 | 講演1 |
「世界のCCSの現状、課題および展望」 John Gale, General manager, IEA GHG, UK |
11:45-13:10 | 昼食休憩 & ポスターセッション | |
13:10-14:10 | 講演2 |
「CO2貯留プロジェクトにおける圧力モニタリング、緊急時対応策、漏洩緩和」 Sally Benson, GCEP Director, Professor, Stanford University, USA |
14:10-15:10 | 講演3 |
「CO2地中貯留安全性評価技術開発の取組み」 (公財)地球環境産業技術研究機構 CO2貯留研究グループ 主席研究員 薛 自求 |
15:10-15:40 | コーヒーブレイク & ポスターセッション | |
15:40-16:40 | 講演4 |
「カナダのBoundary Dam Project – 世界初の石炭火力CCSの実例」 Mike Monea, President, Carbon Capture and Storage Initiatives, SaskPower, CANADA |
16:40-16:55 | 総括 | 東京大学大学院 教授 佐藤 光三 |
16:55-17:00 | 閉会挨拶 | (公財)地球環境産業技術研究機構 専務理事 本庄 孝志 |
17:00- | 意見交換会 |