イベント情報
気候変動の緩和策について考えよう-IPCC第6次評価サイクルの活動と今後の取り組み(2)-(2017年11月29日開催)開催結果
経済産業省及びRITEは、11月29日(水)にTKPガーデンシティPREMIUM京橋にて、「気候変動の緩和策について考えよう-IPCC第6次評価サイクルの活動と今後の取り組み(2)-」と題するシンポジウムを開催しました。
本シンポジウムでは、IPCC第三作業部会(温室効果ガスの排出削減等、気候変動の緩和に係る作業部会)の副議長であるDiana Ürge-Vorsatz博士から「IPCC第6次評価サイクルにおける評価の新しい要素-第三作業部会の貢献に焦点を当てて-」と題し、第5次評価報告書でまとめられた主な知見の紹介から、特に高水準の緩和取り組みの可能性が期待される都市部における戦略、および、第6次評価サイクルにおける第三作業部会報告書の政策決定に与える重要性、また、第6次評価報告書第三部会のアウトラインで取り上げられている新しい要素などに関して基調講演をいただきました。これを受けて、村上周三(一財)建築環境・省エネルギー機構 理事長から、建築分野の脱炭素化の現状と動向、また、手塚 宏之(一社)日本経済団体連合会環境安全委員会 国際環境戦略WG座長から、地球環境対策における産業部門の取り組みとIPCCへの期待に関する講演がありました。更に、後半のパネルディスカッションでは、各界からの有識者にも加わって頂き、IPCCへの期待と課題、および温暖化対策への取り組み方について広範な視点からの議論を行いました。
開催概要
- 日 時
- 2017年11月29日(水) 13:00~17:15(受付開始12:30)
- 会 場
- TKPガーデンシティPREMIUM京橋 22A会議室(京橋エドグラン22階)(東京都中央区京橋)
- 主 催
- 経済産業省
- 共 催
- 公益財団法人地球環境産業技術研究機構
- 後 援
- 一般財団法人建築環境・省エネルギー機構
- 参加者数
- 126名
- 言 語
- 日本語、英語(同時通訳あり)
プログラム
講演タイトルをクリックすると、講演資料(PDF)をご覧いただけます。
なお、資料の無断転載は固くお断りいたします。
13:00 | 主催者挨拶 岸本道弘(経済産業省 大臣官房審議官(環境問題担当)) 共催者挨拶 茅 陽一(公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 理事長) |
13:10 | 基調講演 『IPCC第6次評価サイクルにおける評価の新しい要素-第三作業部会の貢献に焦点を当てて-』 Dr. Diana Ürge-Vorsatz(IPCC 第三作業部会 副議長) |
13:50 | 講演 『2050年に向けた建築分野の脱炭素化』 村上 周三(一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構 理事長) |
14:20 | 講演 『地球温暖化対策における産業界の役割とIPCCへの期待』 手塚 宏之(一般社団法人 日本経済団体連合会 環境安全委員会 国際環境戦略ワーキング・グループ座長) |
14:50 | 休憩 |
15:05 | パネルディスカッション 『IPCCへの期待と課題、および温暖化対策への取り組みについて』 モデレータ: 山口 光恒(公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 参与) 「IPCCへの要望 マイナス排出の表示方法」 パネリスト(五十音順):
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17:00 | 閉会挨拶 公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 専務理事 本庄 孝志 |
講演要旨集(PDF)はこちらよりご覧いただけます。
お問合わせ
(公財)地球環境産業技術研究機構(RITE) 企画調査グループ 出口、小林
〒619-0292 京都府木津川市木津川台9-2
TEL: 0774-75-2302
E-mail:symposium@rite.or.jp