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開催結果

気候変動の緩和策について考えよう-IPCC第6次評価サイクルの活動と今後の取り組み-(2017年11月14日開催)開催結果

 経済産業省及びRITEは、11月14日(火)に品川プリンスホテルにて、「気候変動の緩和策について考えよう-IPCC第6次評価サイクルの活動と今後の取り組み-」と題するワークショップを開催しました。

 本ワークショップでは、IPCC第三作業部会(温室効果ガスの排出削減等、気候変動の緩和に係る作業部会)の共同議長であるJim Skea博士から第5次評価報告書第三作業部会報告の主要な知見、および、第6次評価サイクルで執筆が計画されている1.5℃の地球温暖化についての特別報告書、第6次評価報告書第三作業部会報告などの章立てや構想、また、第三作業部会ビューローとして抱いている希望や認識している課題などに関して基調講演をいただきました。これを受けて、茅陽一RITE理事長、小川順子日本エネルギー経済研究所 研究主幹から第6次評価報告書第三作業部会報告に盛り込まれるべき重要な論点や今後の取り組み課題などに関して講演があり、更に、後半のパネルディスカッションでは、各界からの有識者にも加わって頂き、幅広い観点からのIPCCへの期待と課題、および温暖化対策への取り組み方について議論を行いました。

開催概要

日 時
2017年11月14日(火) 13:00~17:00(受付開始12:30)
会 場
品川プリンスホテル メインタワー15階「トパーズ15」(東京都港区高輪)
主 催
経済産業省
共 催
公益財団法人地球環境産業技術研究機構
参加者数
158名
言 語
日本語、英語(同時通訳あり)

プログラム

 

講演タイトルをクリックすると、講演資料(PDF)もしくは講演要旨(PDF)をご覧いただけます。
なお、資料の無断転載は固くお断りいたします。

 

13:00 主催者挨拶 経済産業省
 
13:20 基調講演  『IPCC第5次評価報告書第3作業部会報告の主な知見と第6次報告書に向けての計画
Dr. Jim Skea(IPCC 第三作業部会 共同議長)
 
14:00 講演  『CO2ゼロエミッション技術をめぐって-IPCC AR6 WG3への要請-
茅 陽一(公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 理事長、IPCC国内連絡会座長)
 
14:30 講演  『カーボンプライス 新たな視点からの国際比較-古くて新しい指標-』
小川 順子(一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 地球環境ユニット
        地球温暖化政策グループ 研究主幹)
 
15:00 休憩
 
15:15 パネルディスカッション
『IPCCへの期待と課題、及び温暖化対策への取り組みについて』

モデレータ:
 山口 光恒(公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 参与)
  「IPCC報告書の役割-政策に適切な情報の提供-

パネリスト(五十音順):
  •  Dr. Jim Skea(IPCC 第三作業部会 共同議長)
  •  
  •  大沼あゆみ(慶應義塾大学 経済学部 教授)
      「ネガティブエミッションは持続可能か
  •  
  •  小川 順子(一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 地球環境ユニット
           地球温暖化政策グループ 研究主幹)
  •  
  •  梶野 勉(株式会社 豊田中央研究所 研究推進部部長・主席研究員)
  •  
  •  杉山 大志(一般財団法人 キヤノングローバル戦略研究所 上席研究員)
      「汎用的技術(GPT)と温暖化問題
 
16:45 閉会挨拶

 

講演要旨集(PDF)はこちらよりご覧いただけます。 

 

お問合わせ

(公財)地球環境産業技術研究機構(RITE) 企画調査グループ 出口、小林
〒619-0292 京都府木津川市木津川台9-2
TEL: 0774-75-2302
E-mail:ipccworkshop@rite.or.jp

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