イベント情報
未来社会を支える温暖化対策技術シンポジウム in 関西(2018年9月26日開催)開催結果
9月26日(水)、大阪科学技術センター大ホールにて、「未来社会を支える温暖化対策技術シンポジウム in 関西」を開催しました。今回のシンポジウムは、当機構の研究活動にご関心をお持ちの関西の方々に多数ご参加いただける機会として、9年振りに関西で開催しました。
シンポジウムでは、特別講演として大阪大学の下田吉之教授をお迎えし、「都市から考える将来の低炭素社会の姿」と題して、温暖化対策において大幅な省エネが求められている民生部門のエネルギー消費構造の将来について、世帯構成、建物、社会変化などの論点を踏まえてご講演いただきました。当機構の各研究グループ・センターからは、CCS技術、バイオリファイナリー技術、無機膜を用いた分離精製技術やシナリオ分析等の最新の研究成果と今後の取り組みについて報告を行いました。
参加者へのアンケートでは「参考になった」との回答を多くいただき、関西の方々に当機構の研究活動を知っていただく良い機会になったと考えます。
開催概要
- 日 時
- 2018年9月26日(水) 13:30~17:25
- 会 場
- 大阪科学技術センター大ホール(大阪)
- 主 催
- 公益財団法人 地球環境産業技術研究機構
- 後 援
- 近畿経済産業局、公益社団法人 関西経済連合会、公益財団法人 新産業創造研究機構、公益社団法人 日本化学会、公益社団法人 化学工学会、公益社団法人 日本農芸化学会、 一般社団法人 エネルギー・資源学会、一般社団法人 日本エネルギー学会
- 参加者数
- 156名
プログラム
クリックすると講演要旨、講演資料(発表スライド)をご覧いただけます。
なお、無断転載は固くお断りいたします。
13:00 | 受付開始 |
13:30 | 開会挨拶 専務理事 本庄 孝志 |
13:35 | 来賓挨拶 近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 次長 山口 洋 |
13:40 | 特別講演 都市から考える将来の低炭素社会の姿 大阪大学大学院工学研究科 教授 下田 吉之 講演資料 |
14:10 | パリ協定を踏まえた気候リスク対応戦略と各種対策技術の役割 システム研究グループリーダー 秋元 圭吾 講演要旨 講演資料 |
14:45 | 炭素循環社会の実現を目指したバイオリファイナリー生産技術の開発 バイオ研究グループリーダー 乾 将行 講演要旨 講演資料 |
15:20 | コーヒーブレイク |
15:50 | RITEにおける高効率CO2分離回収技術の開発状況 化学研究グループ副主席研究員 余語 克則 講演要旨 講演資料 |
16:25 | CO2地中貯留技術開発の現状と実用化への課題 CO2貯留研究グループリーダー 薛 自求 講演要旨 講演資料 |
17:00 | 低炭素社会への貢献をめざす無機膜研究センターの取り組み 無機膜研究センター副センター長 山口 祐一郎 講演要旨 講演資料 |
17:20 | 閉会挨拶 常務理事 大西 晃 |
開催案内のリーフレットはこちらからご覧いただけます。