イベント情報
未来を拓く無機膜環境・エネルギー技術シンポジウム(2018年11月6日開催)開催結果
11月6日(火)に東京大学伊藤謝恩ホールにて「未来を拓く無機膜環境・エネルギー技術シンポジウム」を開催し、136名の方にご参加いただきました。本シンポジウムは、"水素エネルギー利用"と"無機膜"の最新動向と実用化に向けた取り組みにフォーカスし、NEDOおよび大学、企業の方々にご講演いただくとともに、無機膜研究センターの最新の研究成果や産業化戦略協議会の取り組みを紹介し、無機膜を用いた革新的環境・エネルギー技術の開発推進や、無機膜産業の創出について、ご参加の皆様と共に考える機会として開催しました。
山地研究所長からの主催者挨拶、METI製造産業局革新素材室の沼舘室長のご来賓挨拶に続き、NEDO次世代電池・水素部 燃料電池・水素グループ主任研究員の原大周様より水素エネルギー利活用に関する最新動向についてご講演頂いた後、日立造船株式会社環境事業本部開発センター長の家山一夫様からSOFC型燃料電池の開発状況と市場投入に向けてと題してご講演頂きました。続いて、広島大学大学院工学研究科の都留稔了教授からナノ/サブナノ多孔性シリカ膜の現状と新しい展開について、三菱ケミカル株式会社横浜研究所の武脇隆彦主席研究員から高シリカCHA型ゼオライト膜の特徴と応用についてご講演頂き、最後にRITE無機膜研究センターの中尾センター長より無機膜研究センターの研究成果と今後の計画について報告しました。
来場の皆さまからは、無機膜の国際的な動向がよく分かった、近未来に実用可能なテクノロジーだと認識できた、など好評をいただきました。
開催概要
- 日 時
- 2018年11月6日(火) 13:30~16:50
- 会 場
- 伊藤謝恩ホール(東京)
- 主 催
- 公益財団法人 地球環境産業技術研究機構(RITE)
- 後 援
- 経済産業省、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構、一般財団法人 エネルギー総合工学研究所、公益社団法人 新化学技術推進協会、一般社団法人 水素供給利用技術協会、一般財団法人 石油エネルギー技術センター、一般社団法人 日本ガス協会、燃料電池実用化推進協議会
- 協 賛
- 一般財団法人 ファインセラミックスセンター、公益社団法人 化学工学会、日本膜学会
- 参加者数
- 136名
プログラム
クリックすると講演要旨と講演資料(発表スライド)をご覧いただけます。
なお、無断転載は固くお断りします。
13:30 | 主催者挨拶 地球環境産業技術研究機構 理事・研究所長 山地 憲治 |
13:35 | 来賓挨拶 経済産業省 製造産業局 革新素材室長 沼舘 建 |
13:40 | 基調講演1 水素エネルギー利活用に関する最新動向 新エネルギー・産業技術総合開発機構 次世代電池・水素部 燃料電池・水素グループ 主任研究員 原 大周 講演要旨 講演資料 |
14:20 | 講演1 SOFC型燃料電池の開発状況と市場投入に向けて 日立造船株式会社 環境事業本部開発センター長 執行役員 家山 一夫 講演要旨 講演資料 |
14:50 | 休憩 |
15:05 | 基調講演2 ナノ/サブナノ多孔性シリカ膜の現状と新しい展開 広島大学大学院工学研究科 教授 都留 稔了 講演要旨 講演資料 |
15:45 | 講演2 高シリカCHA型ゼオライト膜の特徴と応用 三菱ケミカル株式会社 横浜研究所 主席研究員 武脇 隆彦 講演要旨 講演資料 |
16:15 | 活動報告「無機膜研究センターの研究成果と今後の計画」 地球環境産業技術研究機構 無機膜研究センター長 中尾 真一 講演要旨 講演資料 |
16:45 | 閉会挨拶 地球環境産業技術研究機構 専務理事 本庄 孝志 |
※開催案内のリーフレットはこちらからご覧いただけます。