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開催結果

未来を拓く無機膜 環境・エネルギー技術シンポジウム(2019年11月7日開催)開催結果

 11月7日(木)に東京大学伊藤謝恩ホールにて「未来を拓く無機膜 環境・エネルギー技術シンポジウム」を開催し、191名の方に参加いただきました。本シンポジウムは、"カーボンリサイクル"を主題として、「水素製造技術」と「CO2分離回収利用技術」の最新動向や実用化に向けた取り組みについて、大学および企業、一般財団法人の方々に講演いただくとともに、無機膜研究センターの最新の研究成果や産業化戦略協議会の取り組みを紹介しました。

 茅理事長の主催者挨拶、METI産業技術環境局エネルギー・環境イノベーション戦略室の梅原室長の来賓挨拶に続き、RITE山地副理事長・研究所長より「エネルギー・環境イノベーションへの期待と展望」について講演しました。続いて、早稲田大学の関根教授より「水素・炭化水素・二酸化炭素に関連した固体触媒プロセスと膜応用の可能性」について、名古屋大学の則永教授より「メタネーションおよびCO2分離回収との統合に関する研究開発」について講演頂いた後、日本エネルギー経済研究所の柴田研究主幹より「低炭素社会に向けたPower to Gas・メタネーションの役割」について、企業からは日揮グローバル株式会社の近松グループリーダーより「DDR型ゼオライト膜プロセスによるCO2分離への取り組み」について講演頂きました。そして最後にRITE無機膜研究センターの中尾センター長が、「無機膜研究センターの研究成果と今後の計画」について報告しました。

 来場の皆さまからは、CO2分離、メタネーション、無機膜によるメンブレンリアクター等、要素技術の組み合わせで新たなイノベーションの可能性を感じることができた、CO2分離膜の実装に向けた状況、CCUやカーボンリサイクルの可能性について示唆に富んだ内容であった、など好評をいただきました。

開催概要

日 時
2019年11月7日(木) 13:00~16:30
会 場
伊藤謝恩ホール(東京)
主 催
公益財団法人 地球環境産業技術研究機構(RITE)
共 催
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
後 援
経済産業省、一般財団法人 エネルギー総合工学研究所、公益社団法人 新化学技術推進協会、一般社団法人 水素供給利用技術協会、一般財団法人 石油エネルギー技術センター、一般社団法人 日本ガス協会、燃料電池実用化推進協議会
協 賛
一般財団法人 ファインセラミックスセンター、公益社団法人 化学工学会、日本膜学会
参加者数
191名

プログラム

 

発表標題をクリックすると講演資料(発表スライド)をご覧いただけます。

なお、無断転載は固くお断りします。

 

13:00 主催者挨拶
 地球環境産業技術研究機構 理事長  茅 陽一
 
13:05 来賓挨拶
 経済産業省 産業技術環境局 エネルギー・環境イノベーション戦略室長  梅原 徹也
 
13:10 基調講演
エネルギー・環境イノベーションへの期待と展望
 地球環境産業技術研究機構 副理事長・研究所長  山地 憲治
 
13:40 講演1
水素・炭化水素・二酸化炭素に関連した固体触媒プロセスと膜応用の可能性
 早稲田大学理工学術院 先進理工学部 応用化学科 教授  関根 泰
 
14:10 講演2
メタネーションおよびCO2分離回収との統合に関する研究開発
 名古屋大学大学院工学研究科 化学システム工学専攻 教授  則永 行庸
 
14:40 休憩
 
14:55 講演3
低炭素化に向けたPower to Gas・メタネーションの役割
 日本エネルギー経済研究所 電力・新エネルギーユニット 新エネルギーグループ
 グループマネージャー 研究主幹  柴田 善朗
 
15:25 講演4
DDR型ゼオライト膜プロセスによるCO2分離への取り組み
 日揮グローバル株式会社 オイル&ガスプロジェクトカンパニー 技術イノベーションセンター
 グループリーダー  近松 伸康
 
15:55 活動報告「無機膜研究センターの研究成果と今後の計画
 地球環境産業技術研究機構 無機膜研究センター長  中尾 真一
 
16:25 閉会挨拶
 地球環境産業技術研究機構 専務理事  本庄 孝志

 

※開催案内のリーフレットはこちらからご覧いただけます。

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