イベント情報
CCSテクニカルワークショップ2021-CCSの社会実装に向けたCO2地中貯留技術の実用化-(2021年1月27日開催)開催結果
2021年1月27日(水)、二酸化炭素地中貯留技術研究組合主催、経済産業省、NEDO共催により、表記CCSテクニカルワークショップを開催いたしました。
今回のワークショップでは、「CCSの社会実装に向けたCO2地中貯留技術の実用化」をテーマとし、モデレーターに松岡俊文京都大学名誉教授をお迎えしました。また、今回は、会場での定員を減らした対面開催とウェブ配信をあわせたハイブリット方式とし、ウェブでは461名と多数の方々にご参加いただきました。
講演では、海外のCCSプロジェクトの動向やフィジビリティスタディの概要について紹介いただくとともに、プロジェクトでのモニタリングの計画などについて説明されました。また、CO2の回収・輸送・貯留の日本型モデルの提案、さらに技術研究組合における地中貯留技術実用化の取り組み報告などが行われました。また、各講演後には、講演者、モデレーター、ウェブ参加者、会場参加者で質疑応答を行い、CCSの理解促進のために有意義な情報発信、対話活動の機会となりました。
ご参加いただきました各位、ならびにワークショップ開催にご協力賜りました関係者各位に、改めて御礼申し上げます。
開催概要
- 日 時
- 2021年1月27日(水) 10:30~16:35
- 会 場
- 虎ノ門ヒルズフォーラム5Fメインホール(東京)およびWeb配信
- 主 催
- 二酸化炭素地中貯留技術研究組合
- 共 催
- 経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
- 言 語
- 日本語、英語(同時通訳あり)
プログラム
※資料の無断転載は固くお断りいたします。
※本資料の内容を公表する場合は、事前に当機構CO2貯留研究グループの許可を受けてください。
(敬称略) | ||
モデレーター | 京都大学名誉教授 松岡 俊文 CV | |
10:00- | 受付 | |
10:30-10:35 | 開会挨拶 | 二酸化炭素地中貯留技術研究組合 理事長 山地 憲治 |
10:35-10:40 | 共催者挨拶 | 経済産業省 産業技術環境局 地球環境対策室長 川口 征洋 |
10:40-10:45 | 共催者挨拶 | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 環境部長 田中 秀明 |
10:45-10:50 | 趣旨説明 | 京都大学名誉教授 松岡 俊文 |
10:50-11:40 | 講演1(web) |
「Commercialization of Offshore CCS in Gulf of Mexico」 Timothy A. Meckel |
11:40-12:20 | 講演2(web) |
「Building Decarbonization Society in Indonesia through Carbon Capture, Utilization and Storage (CCUS)」 Mohammad Rachmat Sule CV |
12:20-13:30 | 休憩 | |
13:30-14:20 | 講演3 |
「CCSの社会実装~産業、政府、金融の協力~」 株式会社三井物産戦略研究所 国際情報部 |
14:20-15:10 | 講演4 |
「CO2地中貯留技術開発と実用化への取組~光ファイバーセンシング、マイクロバブルCO2圧入技術~」 二酸化炭素地中貯留技術研究組合 |
15:10-15:30 | 休憩 | |
15:30-16:20 | 講演5(web) |
「Updates on Northern-Lights monitoring project and R&T efforts input to the program」 講演要旨 講演資料は非公開 Anne-Kari Furre CV Roya Dehghan-Niri CV |
16:20-16:30 | 総括 | 京都大学名誉教授 松岡 俊文 |
16:30-16:35 | 閉会挨拶 | 二酸化炭素地中貯留技術研究組合 理事 |
※開催案内のリーフレットはこちらからご覧いただけます。