2021年9月30日(木)、大阪科学技術センターにて、「未来社会を支える温暖化対策技術シンポジウム in 関西」を開催しました。

　本シンポジウムは当機構の研究活動にご関心をお持ちの関西の方々にご参加いただける機会として毎年、この時期に開催しています。今年は新型コロナウィルス感染症の緊急事態宣言を受け、当初の会場での対面開催から、定員を減らした会場での対面開催とWeb配信をあわせたハイブリット方式に変更して開催し、会場には23名、Webでは357名の方にご参加いただきました。

　シンポジウムでは特別講演に東京大学公共政策大学院院長・大学院経済学研究科の大橋弘教授をお迎えし、カーボンニュートラルを成長に繋げるために必要な視点やカーボンプライシングに対する考え方等についてご講演いただきました。非常に興味深い内容で、多くの参加者に関心を持っていただきました。

　当機構からは、山地理事長が基調講演を行い、各研究グループ・センターからはCCS技術、バイオリファイナリー技術、無機膜を用いた脱水素技術やシナリオ分析等の最新の研究成果と今後の取り組みについて報告を行いました。

　参加者へのアンケート結果では、講演が「大変参考になった」「参考になった」という回答が98%を占め、大変有意義なシンポジウムとなりました。

開催概要

日　時

2021年9月30日（木）　10:00～17:35

会　場

大阪科学技術センター大ホールおよびWeb配信

主　催

公益財団法人 地球環境産業技術研究機構

後　援

近畿経済産業局、公益社団法人 関西経済連合会、公益財団法人 新産業創造研究機構、公益社団法人 日本化学会、公益社団法人 化学工学会、公益社団法人 日本農芸化学会、 一般社団法人 エネルギー・資源学会、一般社団法人 日本エネルギー学会、公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会

参加者数

会場：23名　Web：357名

プログラム