イベント情報
革新的CO2分離回収・有効利用技術シンポジウム ~地球温暖化防止に貢献するCO2分離回収・利用技術の最新動向~(2025年2月5日開催)
CCSロードマップ(二酸化炭素の年間貯留目標2030年600~1200万トン/年、2050年1億2000万~2億4000万トン/年)の実現へ向け、2024年5月に企業の事業化を促進するCCS事業法が制定されました。今後、民間各社によるCCS事業化が加速していくと予想されます。二酸化炭素有効利用(CCU)においても2023年6月に「カーボンリサイクルロードマップ」が制定され、技術開発・事業化推進が着実に進んでいます。また、グリーンイノベーション基金事業の開始から4年が経過し、2050年カーボンニュートラル目標に向けた様々な新技術の開発および社会実装へ向けた取り組みが着実に進んでいます。
こうした状況の下、本シンポジウムでは、CCS政策・CCU事業化・技術開発の現場の最前線でご活躍の官界・産業界の有識者をお招きし、ご講演いただきました。また、RITEの最新の研究開発状況についても報告致しました。
沢山の皆様にご参加頂きまして、誠にありがとうございました。
開催概要
- 日 時
- 2025年2月5日(水)13:00~17:30(受付開始12:30)
- 会 場
- 東京大学 伊藤国際学術研究センター B2F伊藤謝恩ホール
- 主 催
- 公益財団法人地球環境産業技術研究機構
- 共 催
- 経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、次世代型膜モジュール技術研究組合
- 後 援
- 日本CCS調査(株)、Global CCS Institute、(公社)新化学技術推進協会、(公社)2025年日本国際博覧会協会、(一財)エネルギー総合工学研究所、(一社)水素供給利用技術協会、(一財)カーボンニュートラル燃料技術センター、(一社)日本ガス協会、燃料電池実用化推進協議会
- 協 賛
- (一社)日本膜学会、(公社)化学工学会、(公社)高分子学会、(公社)日本化学会、(一財)ファインセラミックスセンター
- 参加者数
- 会場 209名、Web916名 (合計 1,125名)
- 定 員
- 会場300名、WEB聴講1,500名
- 参加費
- 無料
プログラム
講演資料(配布版)は、掲載不可の箇所は削除しているため、当日の発表資料とは異っている場合がございます。
13:00 開 会
13:00‐13:05 主催者挨拶 (公財)地球環境産業技術研究機構 理事長 山地 憲治
13:05‐13:10 共催者挨拶 (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構
サーキュラーエコノミー部 部長 福永 茂和
13:10‐13:50 基調講演 「カーボンマネジメントに関する取り組み」
経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部
燃料環境適合利用推進課長 CCS政策室長 慶野 吉則
13:50‐14:30 招待講演➀ 「都市ガスのカーボンニュートラル化に向けたDaigasグループの取り組み」
大阪ガス株式会社 執行役員
ガス製造・エンジニアリング事業部 エンジニアリング部長 幡中 宣夫
14:30‐15:10 招待講演➁ 「デンソーのCO2回収・利用の取り組み」
株式会社デンソー 環境ニュートラルシステム開発部
CO2システム開発室長 鈴木 雅幸
15:10‐15:15 ポスター・展示の案内
15:15‐16:05 ポスター・展示 @多目的スペース
① RITE:化学吸収法、固体吸収材、DAC・関西万博、CCU(メタノール合成)、
炭素回収技術評価センター(実ガス試験センター)、産業化戦略協議会
② 次代型膜モジュール技術研究組合:CO2分離膜
③ Global CCS Institute
⑥ GI基金「CO2の分離・回収等技術開発プロジェクト」(NEDO)
工場排ガス等からの中小規模CO2分離回収技術開発・実証
住友化学(株)、(株)OOYOO
エア・ウォーター(株)、戸田工業(株)、(大)埼玉大学
東邦ガス(株):LNG未使用冷熱を活用したCO2分離回収技術(Cryo-Capture)の開発
16:05‐16:50 活動報告➀ 「CO2分離回収・有効利用技術開発の動向とRITEの取り組み」
(公財)地球環境産業技術研O2究機構
化学研究グループ グループリーダー 余語 克則
16:50‐17:05 活動報告② 「大阪・関西万博におけるDACを中心としたネガティブエミッション技術の展示」
同 サブリーダー 菊池 直樹
17:05‐17:25 活動報告③ 「炭素回収技術評価センター(実ガス試験センター)」
同 主任研究員 後藤 和也
17:25‐17:30 閉会挨拶 (公財)地球環境産業技術研究機構 専務理事 本庄 孝志
17:30 閉 会
開催案内のリーフレットはこちらからご覧いただけます。
お問合わせ
■お問合せ先
公益財団法人地球環境産業技術研究機構
化学研究グループ(シンポジウム事務局)
龍治(りょうじ)、菰野(こもの)
Mail:bunrisympo@rite.or.jp
TEL:0774-75-2305