2014年11月6日～8日にけいはんなプラザで開催された「けいはんな情報通信フェア2014」に出展し、今秋にまとめられたIPCC（気候変動に関する政府間パネル）第5次評価報告書の内容と、地球温暖化対策の切り札として期待されているCO₂回収貯留（CCS）技術を紹介しました。

IPCC第5次評価報告書については、「「気温上昇2℃目標」を考える～IPCC第5次評価報告書を紐解く～」と題し、今世紀末に気温上昇2℃未満に抑えるとはどういうことかをRITEの温暖化対策シナリオ作成研究と合わせて分かりやすく紹介しました。またCCS技術については、「CCSってご存知ですか？」と題し、技術の概要とRITEで取り組んでいるCCSの環境教育・広報活動について紹介しました。展示ブース内にボードゲームやカードゲームで遊んでもらう場を設けたところ、留学生や中高生、親子連れなど幅広い層の方々に興味を持って頂き、楽しみながら環境問題を考える機会を提供できました。

RITEでは地球温暖化問題に関する次世代教育が重要と考えており、周辺地域の小中高生を対象に、校外学習の受け入れや出張授業への取り組みを進めています。ご希望の方は、ウェブサイトよりお問い合わせください。

ボードゲームの様子

カードゲームの様子