8月2日（水）、京都府立西舞鶴高等学校理数探究科1年生の生徒さん８名が、夏のサイエンスキャンプ（科学体験合宿）の一環としてRITEを訪問され、RITEの研究全般について座学や実験室見学を通してご紹介しました。
　とくに、地球温暖化問題とRITEの主要な研究テーマの１つであるＣＣＳ（Carbon dioxide Capture and Storage）については、簡単な実験なども交えてご紹介しました。圧縮発火器を用いたＣＯ_２液化実験は生徒さん自身にも行ってもらい、初めて見るＣＯ_２の液体を興味深く観察されていました。
　更に、実際に研究に携わっている若手研究者から、将来理科系を目指す生徒さんたちへのメッセージとして、システム研究グループの小田主任研究員が「研究者を志したきっかけ・研究紹介」と題して、自身の経歴や研究生活などを中心にお話ししました。
　今回のＲＩＴＥへの訪問が、これからの勉強や進路選択に何らかの参考になるとともに、地球環境問題やＣＣＳにも興味を持っていただく１つのきっかけとなれば幸いです。　

　

※ RITEでは地球温暖化問題に関する次の世代への環境教育活動として、小中高生を対象に校外学習の受け入れや出前授業などを行っています。詳細についてはRITE企画調査グループ広報・産業連携チーム（outreach@rite.or.jp）までお問い合わせください。