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2017年10月25日
島根県立益田高等学校の生徒のみなさんが訪問されました
2017年10月13日、島根県立益田高等学校の1年生22名の生徒さんが、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の一環としてRITEを訪問されました。
益田高等学校はSSHの指定校で理数系に興味のある生徒さんが多いことから、RITEの全体概要や当機構の主要な研究テーマの一つであるCCS(二酸化炭素回収・貯留技術)についての解説に加え、実際に研究に携わっている研究員による説明、実験室見学というプログラムで、RITEをご紹介しました。
研究員による説明では、化学研究グループサブリーダーの杉田主席研究員がCO2を分離回収する技術の開発に関するグループ全体の取り組みについて、さらに山本主任研究員からは自身の専門である化学吸収液の研究について詳しくお話しました。生徒さん達からは技術に関する質問だけでなく、「様々な研究分野がある中でどうしてこの道を選んだのか」といったキャリアに関する質問もあり、両研究員が経験に基づいて返答したところ、生徒の皆さんは真剣な様子で聞き入っておられました。
今回のご訪問が科学の領域への関心を持つきっかけとなり、また進路選択のうえでご参考になりましたら幸いです。
※ RITEでは地球温暖化問題に関する次の世代への環境教育活動として、小中高生を対象に校外学習の受け入れや出前授業などを行っています。詳細についてはRITE企画調査グループ広報・産業連携チーム(outreach@rite.or.jp)までお問い合わせください。