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2018年12月 3日
OSTEC燃料電池・FCH部会 第255回定例研究会がRITEで開催されました
2018年11月26日、一般財団法人大阪科学技術センター(OSTEC)燃料電池・FCH部会の第255回定例研究会がRITEで開催され、部会メンバー40名の皆さんがRITEをご訪問されました。
燃料電池・FCH部会は昭和62年に発足した日本最大級の水素・燃料電池コミュニティで、年に数回、研究会を開催されています。今回の研究会では「CO2分離・回収・貯留技術の研究」を取り上げ、RITEの研究者による講演と実験室の見学が行われました。講演の部では、化学研究グループの後藤主任研究員から「高効率CO2分離・回収技術の開発状況について」、CO2貯留研究グループの薛グループリーダーから「CO2地中貯留技術開発の現状と実用化への課題 -世界の最新動向と日本の取り組み-」と題して、CO2分離・回収・貯留技術の世界の動向やRITEの研究状況についてご紹介しました。見学の部では、杉谷副所長よりRITEの概要をご紹介した後、化学研究グループ、CO2貯留研究グループ、バイオ研究グループ、無機膜研究センターの実験室を順にご見学いただきました。参加者の皆さんからは多くのご質問をいただき、充実した研究会になったのではないかと思います。また、当機構の研究者にとっても、第一線でご活躍されている研究者や企業の方々と直に接する良い機会になったと思います。
今回のご訪問が、燃料電池・FCH部会ならびに部会の皆様の活動の一助になれば幸いです。