バイオ研究グループでは、当研究グループが開発した2段工程法を利用したグリーンフェノールの実用生産を早期に実現するため、2010年2月に、住友ベークライト株式会社と共同で、グリーンフェノール・高機能フェノール樹脂製造技術研究組合(GP組合)を設立しました。技術開発の進展に伴い、2014年5月には、技術研究組合の株式会社化第1号として、グリーンフェノール開発株式会社(GPD)へ改組しました。
その後、グリーンフェノール生産技術開発で培った量産技術とノウハウを活用し、従来は不可能と考えられていた芳香族化合物などの付加価値の高い様々なグリーン化学品(グリーンケミカルズ)の量産技術の開発を進めたことから、2018年4月に、グリーンケミカルズ株式会社(GCC)へ社名を変更しました。
現在では、設立当初のグリーンフェノールに加え、芳香族化合物である、4-ヒドロキシ安息香酸(4-HBA)、シキミ酸、プロトカテク酸の高効率生産に成功し、様々な企業と共に事業化の実現を推進しています。
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