2020年10月の「2050年カーボンニュートラル」宣言以来、企業からの問い合わせや引き合いが増加しており、企業との共同研究の件数も増えてきています。現在、本ホームページで紹介しているバイオ燃料やグリーン化学品以外にも多くの物質に関して、企業からの要望に応えて共同研究を実施しており、いくつかのケースをご紹介します。
① その企業のメイン商品である物質を、「2050年カーボンニュートラル」に向け、化石資源由来からバイオ由来に変更するための対応を早い段階で行
い、中長期の研究開発として実施中。
② これまで他社から購入していた主要原料を、「2050年カーボンニュートラル」に向け、化石資源由来からバイオ由来に変更するための対応を早い段
階で行い、中長期の研究開発として実施中。
③ その企業の1商品である物質、あるいは、その原料を、化石資源由来からバイオ由来に変更し、早い段階で事業化可能な物質で、かつ、単価が高いも
のを短期間の研究開発として実施中。
バイオ研究グループでは、上記以外のケースも含め、共同研究先企業を募集しています。これまで、一般的には微生物生産が難しいとされる化合物についても、最新の要素技術開発の成果等を利用して高生産できる可能性があります。バイオ化したい化合物があれば、是非、ご相談ください。