2020年度ALPS国際シンポジウム-2050年カーボンニュートラルに向けた今後の戦略-【開催結果】
3月9日(火)、「脱炭素社会」実現に向けた国内外の機運の高まりを踏まえ、「2050年カーボンニュートラルに向けた今後の戦略」をテーマとし、また経済産業省の委託事業「地球温暖化対策技術の分析・評価に関する国際連携事業」(通称ALPS: ALternative Pathways toward Sustainable development and climate stabilization)の成果報告会を兼ねて2020年度ALPS国際シンポジウムを開催しました。著名な専門家からの、米・英・EU・中といった主要国・地域におけるシナリオ分析や戦略のご講演や、国内の企業・業界(株式会社JERA、(一社)日本ガス協会、パナソニック株式会社))の方から、脱炭素化に向けたビジョンや取り組みのご紹介など、今後の脱炭素化・持続可能な社会の実現に向けた最新の研究成果や企業の取り組みを参考にしていただく機会となりました。
なお、本年度は、コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されている中、会場とWeb配信によるハイブリッド開催とし、合計で500名を超える方たちにご参加いただきました。
講演者(上段左から右へ、プログラム順)
開催概要
- 日 時
- 2021年3月9日(火) 10:00~17:30
- 開催場所
- イイノホールおよび
WEB配信 - 主 催
- 公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)
- 共 催
- 経済産業省
- 言 語
- 日本語、英語(同時通訳あり)
プログラム
10:00 | 開会挨拶 茅 陽一, RITE 理事長 |
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10:05 | 来賓挨拶 表 尚志 様, 経済産業省 産業技術環境局 産業技術環境政策統括調整官 |
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10:10 | 趣旨説明 秋元 圭吾, RITE システム研究グループ グループリーダー |
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趣旨説明 | ||
10:15 | "野心的な米国のNDCに向けて" Dr. Leon Clarke, Research Professor, University of Maryland |
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要旨・CV 講演資料 | ||
10:50 | "脱炭素社会に向けた取り組みと実現へのシナリオ" 山地 憲治, RITE 副理事長 研究所長 |
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要旨・CV 講演資料 | ||
11:25 |
"1.5℃目標下における中国のエネルギー・経済移行" |
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要旨・CV 講演資料 | ||
12:00 | 休憩 | |
13:20 | 【パネル討論】"脱炭素化へ向けた産業界の取り組み" モデレーター:山地 憲治, RITE 副理事長 研究所長 |
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パネリスト: 多和 淳也 様, (株)JERA 経営企画本部 企画部長 | ||
深野 行義 様, (一社)日本ガス協会 企画ユニット 環境部長 楠本 正治 様, パナソニック(株) 品質・環境本部 環境経営推進部 部長 |
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要旨・CV 多和様講演資料 深野様講演資料 楠本様講演資料 | ||
14:50 | 休憩 | |
15:00 | "日本における脱炭素化へ向けた動向とシナリオ分析" 秋元 圭吾, RITE システム研究グループ グループリーダー |
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要旨・CV 講演資料 | ||
15:35 | "CO2正味ゼロ排出に向けた急速な世界的転換" Dr. Keywan Riahi, Program Director, International Institute for Applied Systems Analysis (IIASA) |
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要旨・CV 講演資料 | ||
16:10 | "EU のカーボンニュートラルに向けた経路のモデリング" Ms. Alessia De Vita, Project Manager, energy analysis and policy, E3-Modelling |
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要旨・CV 講演資料 | ||
16:45 | "英国の第6次カーボンバジェット-ネットゼロへの経路" Dr. Vivian Scott / Dr. Richard Millar, Senior Analyst, The Committee on Climate Change |
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要旨・CV 講演資料 | ||
17:20 | 閉会挨拶 本庄 孝志, RITE 専務理事 |
お問合わせ
RITEシステム研究グループ
E-mail: sysinfo@rite.or.jp
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