2021年度ALPS国際シンポジウム-2030年の排出削減に向けた対策・政策、国際競争力への影響-【開催結果】
「2030年の排出削減に向けた対策・政策、国際競争力への影響」をテーマとし、また経済産業省の委託事業「地球温暖化対策技術の分析・評価に関する国際連携事業」(通称ALPS: ALternative Pathways toward Sustainable development and climate stabilization)の成果報告会を兼ねて、2021年度ALPS国際シンポジウムを開催しました。本シンポジウムでは、欧米の著名な専門家による主要国・地域における政策動向を中心に、国際競争力への懸念やそれに対応する国境炭素調整に関する動きについても紹介しました。また、国内の企業の方をお招きし、2030年の目標達成に向けた対応や国際競争力を維持するための取り組みについても議論いただきました。目標実現のため、最新の研究成果や企業の抱える課題や取り組みについて共有し、今後の参考にしていただくきっかけの一つとなりました。本年度も、Web配信と会場によるハイブリッド開催をし、多くの方々にご参加いただけました。
講演者(上段左から右へ、プログラム順)
開催概要
- 日 時
- 2022年3月8日(火) 10:00~
- 開催場所
- WEB配信およびベルサール東京日本橋
- 主 催
- 公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)
- 共 催
- 経済産業省
- 参加費
- 無料
- 言 語
- 日本語、英語(同時通訳あり)
プログラム
10:00 | 開会挨拶 山地 憲治, RITE 理事長 研究所長 |
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10:05 | 来賓挨拶 木原 晋一 様 経済産業省 大臣官房審議官(環境問題担当) |
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10:10 | 趣旨説明 秋元 圭吾, RITE システム研究グループ グループリーダー |
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趣旨説明 | ||
10:15 | "COP26をどう読むか" Dr. Robert Stavins, A. J. Meyer Professor of Energy & Economic Development, John F. Kennedy School of Government, Harvard University |
ビデオ収録 |
CV 講演資料 | ||
10:35 | "気候変動対応に伴う国際競争力への影響と対応" Dr. Billy Pizer, Vice President for Research and Policy Engagement, Resources for the Future |
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CV 講演資料 | ||
10:55 |
"Climate Clubのコンセプト・直近の動向" |
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CV 要旨 | ||
11:15 | 【パネル討論】上記パネリストを交えた議論 モデレーター:有馬 純 様, 東京大学公共政策大学院 特任教授 CV |
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パネリスト: Dr. Robert Stavins, A. J. Meyer Professor of Energy & Economic Development, John F. Kennedy School of Government, Harvard University |
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Dr. Billy Pizer, Vice President for Research and Policy Engagement, Resources for the Future Dr. David Victor, Professor, University of California, San Diego |
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12:00 | 休憩 | |
13:00 | "2030年国別貢献NDCsの排出 削減努力の評価とその含意" 秋元 圭吾, RITEシステム研究グループ グループリーダー |
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CV 講演資料 | ||
13:30 | "産業の国際競争力への影響と国境炭素調整の評価" 本間 隆嗣, RITEシステム研究グループ 主任研究員 |
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CV 講演資料 | ||
13:55 | 休憩 | |
14:00 | 【パネル討論】"企業による「2030年に向けた対応、産業の国際競争力」に関する意見交換" モデレーター:山地 憲治, RITE 理事長 研究所長 |
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パネリスト: 手塚 宏之 様, JFEスチール(株) 専門主監(フェロー) | ||
中山 寿美枝 様, 電源開発(株) 執行役員 饗場 崇夫 様, トヨタ自動車(株) CN先行開発センター 環境エンジニアリング部 担当部長 寺沢 徹 様, アセットマネジメントOne(株) 運用本部 責任投資グループ長 |
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パネリストCV 手塚様資料 中山様資料 餐場様資料 寺沢様資料 | ||
15:45 | 休憩 | |
16:00 | "脱炭素化のシナリオ分析と排出削減の実現可能性" Dr. Keywan Riahi, Program Director, International Institute for Applied Systems Analysis (IIASA) |
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CV 講演資料 | ||
16:30 | "国境炭素調整に関するEUの政策動向" Dr. Jos Marie R. Delbeke, European University Institute (EUI) |
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CV 講演資料 | ||
17:00 | 閉会挨拶 本庄 孝志, RITE 専務理事 |
お問合わせ
RITEシステム研究グループ
E-mail: sysinfo@rite.or.jp
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