中期目標に関する議論と分析2009年6月
京都議定書(2008~2012年)以降の期間の枠組み・目標について、日本政府は、セクター別積み上げ評価によって自国の削減目標を検討するとして、2008年11月から、「地球温暖化問題に関する懇談会 中期目標検討委員会」(事務局:内閣官房)を中心に議論を重ねてきました。
今般、麻生総理によって日本の中期目標の決定がなされ(2009年6月10日発表)、2020年の排出を「2005年比15%削減」するとされました。
この目標について、多角的な視点から「検証」を行います。
- 政府決定の中期目標15%減の位置づけ(PDFファイル2,359KB)
なお、中期目標の検討会に、RITEシステム研究グループは分析結果の提示等を行ってきました。 分析結果のより良い理解のために、主要な分析結果と参考となる補足資料を掲載します。
- 中期目標検討委員会のこれまでの分析に関する総括
- 中期目標分析の要点―モデル分析が示唆すること―(PDFファイル1,171KB)
- 中期目標検討委員会平成21年4月14日の議論について
- 中期目標検討委員会4月14日世界モデルの分析結果(2020年)概要 (RITEによるまとめ)(PDFファイル60KB)
- 中期目標検討委員会4月14日RITE提出資料(モデル分析結果概要:中期目標)(PDFファイル278KB)
- 中期目標検討委員会4月14日RITE提出資料(長期目標)(PDFファイル278KB) - 中期目標検討委員会平成21年3月27日(本分析)の議論について
- 中期目標検討委員会3月27日世界モデルの本分析結果(2020年)概要(RITEによるまとめ)(PDFファイル67KB)
- 中期目標検討委員会3月27日RITE提出資料(モデル分析結果概要)(PDFファイル244KB) - RITE世界モデルについて
RITEが分析・評価に用いたモデルは3種類あり、DNE21+モデル(エネルギー起源CO2排出量モデル)、非エネルギー起源CO2排出シナリオ、Non-CO2 GHG評価モデルのそれぞれについて、概要を記した資料を掲載します。
- RITE世界モデルの概要(平成21年3月26日)(PDFファイル1,145KB)
- RITE世界モデルの概要<英語版>はこちら
RITE GHG Mitigation Assessment Model(May 29, 2009)(PDFファイル833KB)
費用別の排出削減可能量を分析する上で、重要な想定の一つとなる投資回収年数について、RITE世界モデルがどのような背景に基づいているのかについてまとめました。
- 投資回収年数(もしくは割引率)に関して(平成21年3月26日)(PDFファイル164KB)
- 中期目標検討委員会平成21年1月23日(仮分析)の議論について
- 中期目標検討委員会1月23日各機関の主要分析結果のまとめ (RITE独自にまとめたもの)(PDFファイル31KB)
- 中期目標検討委員会1月23日RITE提出資料(モデル分析結果概要)(PDFファイル335KB)
- 中期目標検討委員会1月23日RITE提出資料(DNE21+モデル分析結果一覧)(PDFファイル51KB)
(中期目標検討委員会の各資料や議事録は首相官邸ホームページで入手可能ですので、そちらをアクセス下さい。【中期目標検討委員会URL】http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/index.html)
- 平成21年3月31日付の京都新聞記事について
- 3月31日付の京都新聞記事について(PDFファイル67KB)