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地球温暖化について考えよう 応用知識編

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地球温暖化について考えよう 応用知識編

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長期的な安定化目標(地球温暖化の影響評価と究極目標)

長期的な安定化目標(地球温暖化の影響評価と究極目標)2007年8月

国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の究極の目的は、気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼさない水準に、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることです(第二条目的)。条約では具体的な濃度安定化レベルは示されていませんが、この究極目的は、気候系と経済活動へのインパクト双方のバランスを考えたものである必要性が述べられています。

具体的な濃度安定化目標(もしくはそれに相当する長期的な目標)を国際的に合意することは、長期的な技術開発・社会システムの大幅な変革が不可欠な温暖化問題にとって、非常に重要なことです。また、それが合意できれば、短中期的な排出削減枠組みの議論も容易になってくると思われます。
長期的な安定化目標に関する議論は、とりわけEUで活発であり、欧州委員会は一貫して2℃目標(産業革命以前比で2℃を越えるべきではない)を主張しています。しかしながら、実は、根拠が明確なわけではありません。そこで、温暖化の影響と対策を総合的に評価し、その結果として、どのようなレベルの濃度に安定化させるのが望ましいのかを提示します。

なお、この問題は、先進国と途上国の削減分担から見たときの国際的合意の可能性という現実面にも留意を払う必要があります。

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