カーボンニュートラルに向けたトランジションロードマップの策定(2023年度版)2024年01月23日
パリ協定長期目標の2℃や1.5℃目標や、21世紀後半早期のカーボンニュートラル実現に向けて、各部門の対策を強化していく必要があります。カーボンニュートラル実現に至るトランジションには、世界全体で見ても幅は大きく、部門によって差異があり、一律の削減は対策費用の増大を招き、却って排出削減を困難にしかねません。
日本政府は、トランジション・ファイナンスでの活用も念頭に、カーボンニュートラル実現に向けた具体的な移行の方向性を示すため、 2021~2022年度にトランジションロードマップを策定しました。これは有用な情報を提供するものですが、全体としての2℃、1.5℃排出削減経路との整合性において、説明性を向上させる必要性があります。
RITEでは、早期カーボンニュートラル実現の近道となるよう、部門別の積み上げ評価をしている世界エネルギー・温暖化対策評価モデルDNE21+を使って、部門別のトランジションロードマップを策定しました。
- カーボンニュートラルに向けたトランジションロードマップの策定(2023年度版)2024年2月5日 一部修正 (PDFファイル10,607KB)
2024年2月14日に、ロードマップの説明会を開催いたしました。
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