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研究内容(プロジェクト)

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研究内容(プロジェクト)

温暖化対策技術の技術評価に関する研究

地球温暖化対策技術の技術評価に関する研究

研究目的

地球温暖化抑制のための技術や地球温暖化に密接に関連するエネルギー技術の開発・改良が国家規模で推進され、多くの予算が割り当てられています。そのため、効果的、かつ、より効率的な開発が求められています。しかしながら、研究開発の推進や研究開発予算の配分に関しては、専門家の意見を参考に戦略・方針が練られているものの、地球温暖化は非常に複雑かつ長期的な問題であり、必ずしも客観的・合理的な指針が確立されているわけではありません。

そこで、本研究では、20~30年以内に実現が見込まれる地球温暖化対策・エネルギー関連技術を対象に、その技術開発戦略や方針の策定に有用となる客観的で定量的な情報を提供できる評価システムを開発することと、これを用いて具体的な地球温暖化対策・エネルギー関連技術について定量的な評価結果を導出することを目的としました。

この評価には2つの側面があります。ひとつは、これら技術の地球温暖化抑制という視点からの重要度であり、目標の性能・コストが達成されたときに推定される技術導入量、温暖化削減効果、要するコスト等に関する評価です。そして、もうひとつは、それら技術の開発に関する側面であり、技術開発の成功確率はどの程度で、その開発完了時期はいつ頃と見込まれるのかに関する評価であり、さらに、技術開発のボトルネックはどこにあり、どの要素技術開発に重点的に開発資金を投入するのがよいか等を評価することです。

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