技術開発プロセス分析の評価手法としては、GERT手法を採用し評価システムの開発を行いました。評価例として、熱効率の異なる複数の石炭ガス化複合発電(IGCC)、液化天然ガス複合発電(LNGCC)技術を取り上げ、技術開発の現状や動向等の調査を基に、要素技術への分解を行うと共に、分解した要素技術を用いて開発プロセスを、GERT(Graphical Evaluation and Review Technique)に基づいたネットワークチャートで表現しました。そして、実際に要素技術開発期間に関する見通し等のデータを専門家へのアンケートを通して収集し、それを基にIGCC等の地球温暖化対策・エネルギー関連技術の開発時間、実現確率や技術開発の鍵を握る要素技術等を明確化するなどの分析・評価を行いました。また、CO2分離・回収技術、高温形燃料電池発電技術、超電導電力応用技術、固体高分子形燃料電池(PEFC)技術といった技術についても、同様の評価を行いました。(詳しくは、こちらをご覧下さい。)